いつもと違う贈り物を!!敬老の日に贈りたいオススメ本5選
敬老の日には本を贈ろう
みなさん敬老の日に贈るものってもう決めましたか?
花や食べ物もいいですが、今年はちょっと変わったものを贈りませんか?
そこでオススメしたいのが本。
相当な読書家の方に本を贈るのはオススメしませんが、
相手がそんなに本を読まない人なら本を贈ってみるのもオススメ
です。
本は人生に深みを与えてくれますし、
読むことで脳も活性化されるので健康にもいいと思います。
ということで今日は敬老の日に良さそうな本をご紹介します。
暇と退屈の倫理学(國分功一郎さん)

- 作者: 國分功一郎
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2015/03/07
- メディア: 単行本
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序章 「好きなこと」とは何か? 第一章 暇と退屈の原理論──ウサギ狩りに行く人は本当は何が欲しいのか? 第二章 暇と退屈の系譜学──人間はいつから退屈しているのか? 第三章 暇と退屈の経済史──なぜ“ひまじん"が尊敬されてきたのか? 第四章 暇と退屈の疎外論──贅沢とは何か? 第五章 暇と退屈の哲学──そもそも退屈とは何か? 第六章 暇と退屈の人間学──トカゲの世界をのぞくことは可能か? 第七章 暇と退屈の倫理学──決断することは人間の証しか? 付録 傷と運命──『暇と退屈の倫理学』新版によせて
この本は哲学書です。
でも、かなり読みやすい(と私は思う)哲学書。
老後に押し寄せてくる「暇」という現実。
今までの忙しさから一転して暇になり苦痛を感じるご老人も多いのが現状。
この本は、
そもそも暇ってなんなのか?
なぜ暇は人に苦痛を与えるのか?
ということを哲学的に考察します。
そして人生を充実するにはどうしたらいいかという結論に読者を導いていく。
哲学書ですがとっつきにくさが全くなく、
一気に最後まで読んでしまうほど面白い。
真剣に「暇と退屈」に向き合いたい方にぜひオススメしたい一冊です。
ヒマ道楽(坪内 稔典さん)

- 作者: 坪内稔典
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2016/12/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あー、忙しい、時間がない! こんなふうに思ってストレスをためてはいけません。さあ、自覚しましょう。じつは、あなたはヒマです。(言っちゃった!) ヒマであることを認めれば、天下泰平、人生とっても能天気。時間もできて、ヒマ友もできて、やることやりたいこと沢山、ついでにモテ期も来る。まずは「ヒマだ~」と言ってみる。生き方クルリと変わります。
こちらは上の本とはうって変わって、
もっと力を抜いて「暇を受け入れること」を教えてくれます。
自分の体験をベースに、
暇を受け入れて人生を楽しみ尽くす。
そういうことを教えてくれる一冊。
年を取るのが楽しくなる教養力(齋藤孝さん)

- 作者: 齋藤孝
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2016/09/13
- メディア: 新書
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教養こそが人生の幸福度を上げる武器。古今東西の賢者に学ぶ「円熟期」の作法!人生90年時代を迎え、問われているのが「余生」の過ごし方。「エネルギー」と「価値観」をギアチェンジして、これからの時間を楽しいことだけで埋め尽くそう。ゲーテが到達した生きることの意味。福沢諭吉の「社交のすすめ」。生まれたからには一度は読みたいドストエフスキー。古典から現代作品まで縦横に参照しながら、先達たちの教訓を学ぶ。あなたの人生後半戦を豊かに彩る教養への招待!
この本は老後の楽しみ方/過ごし方に関して、
様々な古典も参照しながら提案してくれます。
せっかくの老後、何かを学んで充実した生活を送りたい。
でも、何を学んでいいかイマイチよくわからない…
そんな風に試行錯誤している方にオススメしたい一冊だと思います。
人間力を高める読書法(武田鉄矢さん)

- 作者: 武田鉄矢
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2016/12/17
- メディア: 単行本
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ラジオ文化放送の大人気番組「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」を書籍化! 『失敗の本質』『ザ・ラストマン』『1行バカ売れ』『修行論』『丸持長者[幕末・維新編]』などを紹介
続いては人気タレント武田鉄矢さんの一冊。
この本は武田鉄矢さんのラジオ番組を書籍化したもの。
読書家としても知られる武田鉄矢さんが、
様々な本を彼独自の視点で紹介してくれます。
こういう本を読むとどんどん読書熱って高まるもの。
この本をきっかけに充実した読書生活を送ってくれるようになるかもしれません。
趣味がない方や、最近読書を始めた方などにオススメ。
超老人の壁(養老 猛司さん, 南 伸坊さん)

- 作者: 養老孟司,南伸坊
- 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
- 発売日: 2017/03/17
- メディア: 単行本
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人生の醍醐味は0と1の間にある。人気解剖学者・養老孟司、「本人伝説」の南伸坊のエッセンスが凝縮。 何事もデジタル化され便利になった反面、人間が生きづらくなった世の中で、楽しく生きるにはどうしたらいいか。 宗教、哲学、アート、自然科学など、多岐なテーマを織り交ぜながら、明るい老人二人が現代社会に警鐘を鳴らす。 思索が深まる爆笑対談第2弾。
こちらは大人気養老孟司さんの一冊。
最近は社会が急速に大きく変わり息苦しさを感じているご老人も多いと思います。
そんな中ひたすら明るい二人の老人が現代社会に対して物申す一冊。
いかがでしょうか?
敬老の日、いつもの違ったものを贈ってみませんか?
よかったらみなさんのオススメ本も教えてください。