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【レビュー】梅原大吾さんと、ちきりんさんが考える「いい人生」とは〜悩みどころと逃げどころ〜

梅原大吾さんとちきりんさんの対談本を読んだので、
レビューを書く。

概要

プロゲーマー梅原大吾さんと、社会派ブロガーちきりんさん。
職業も性格も全然違う二人が、

  • 学校教育に関して
  • いい人生に関して
  • それぞれの今後の展望に関して

を語っている。

対談に費やした期間はなんと三年
特に梅原大吾さんの
「お金を払って本を読んでもらう以上いい加減なことは言えない」
という姿勢がにじみ出ており、
ちょっと適当に話したことをまとめました
というよくある対談記事や本とは一線を画している。

二人の違い

この本は「学校教育って本当に意味があるのか?」という話から始まる。
ここでまず二人の違いが顕著に現れてくる。

僕はあまり学校に関わらなかったから影響を受けることもすくなかった
学校ではひたすら寝ていた
役立ったかどうか以前に、そもそも何も得ていません

という梅原大吾さんに対し、

学校は好きじゃなかったけど要領よく高い点を取れるタイプで、
あまり考えもせずいい大学、いい会社へ進んだ、学校エリート

というちきりんさん。

そもそも全く背景の違う二人が学校教育の良し悪しに関して意見を言い合う。

学校で植えつけられた価値観
(頑張って勉強して、いい学校、会社に入ることが大切)
に縛られて自分で人生を切り開けない人が多いのではないか。
学校は結局多くの人の人生を縛っているだけではないか。

と問題提起するちきりんさん。

一方で、学歴は社会を生き抜いていく上でやはり重要。
学校に価値はないとは言えない。
と自身の経験から語る梅原大吾さん。

二人が妥協せずに自分の考えをぶつけ合うところが面白い。
(が、個人的にはそこまで心に響く話ではなかった)

二人の考えるいい人生

そんな二人の話は
「いい人生って何か」
に関して広がっていく。

全く経歴も職業もタイプも違う二人だが、
「いい人生」に関しては意見が一致している
ことが面白い。

あくまでも私の読解だが、
二人とも「いい人生」を

自分で考え抜いて様々な選択をしてきたと自負できること

だと考えている。

みんなが無意識のうちに従っている価値観
(真面目に勉強して、真面目に働いて、、、というのが偉い)
に縛られず、自分なりに人生をどう生き抜くかを考え抜いて物事を選択する。

ゲーマーとブロガーという全く違う二人だが、
人生に対するスタンスは一致している。

二人とも既存の価値観に縛られず自分で選んだ道で、
自分なりに考え抜いて人生を歩んできた。

その自負が「自分の人生はいい人生だ」という実感を生み出している。

「どうせ成功してるからそんなこと言えるんだろ?」
と思う方も多いと思うが、二人はこう述べている。

社会的評価はあったら嬉しい。(略)だけど、なくても困らない、なぜならそれがゴールなわけじゃないから
やっぱりこれは「勝ち組の人生論」(略)(でも)たとえ成功してなくても、同じこと考えてただろう。
「勝ってるから言わせてもらうよ。でもこれは、成功するずっと前から考えてたことなんだからな」



何を成し遂げるかよりもどう生きるか

何かを始めようとするとき、

「こんなことをしたら失敗するんじゃないか?」
「こんなことをしたら笑われるんじゃないか?」

ということを考えて尻込みしてしまう人が多い。
(私もだけど笑)

そういう人が見ているのは、
行動の結果
だ。

なぜ行動の結果を気にしてしまうかというと、
やはり「人生において大事なのは結果だ」
という価値観が心の中に根付いているからだと思う。

きっとこの価値観も今までの人生の中で、
学校や誰かの影響で植えつけられてきたものなのだろう。

でも、この本で二人は結果よりもプロセス(どう取り組むか)が大事
だと教えてくれている。

これから人生において選択を迫られた時は、
「既存の価値観に囚われた結論ではないか」
ということを念頭に置いて、
自分のアタマで考え抜こうと思った。

視野を広げてくれるとてもいい本だった。