【天才の見ている世界】フロー、ゾーン、無我の境地を垣間見せてくれる文章
無我の境地やフローって具体的にどう言う状態?
テニスの王子様で一躍有名になった??
無我の境地。
最近はフローって言われたりもしてますね。
- 考えたりせずとも体が動く
- ボールが止まってみえる
- 気づいたらものすごく時間が経過している
みたいなことは聞いたことがありますが、
なんだか漠然としていますね。
極限まで集中し己の限界以上の能力が引き出された状態。
なんだろうなぁと思いつつ、
具体的にどう言う状況なのかずっと気になっていました。
たまたま読んだ本に書かれていた
私は色々本を読むのが好きなのですが、
そこに無我の境地やフロー状態と思われる記述があったので、
メモとして引用文を載せておきます。
いずれレビューを書きますが、
どちらもとてもいい本なので気になったらぜひ読んで見てくださいね。
「三つ星レストランの作り方」より

三つ星レストランの作り方: 史上最速でミシュラン三つ星を獲得した天才シェフの物語
- 作者: 石川拓治
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/11/09
- メディア: 単行本
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天才シェフの絶対温度「HAJIME」米田肇の物語 (幻冬舎文庫)
- 作者: 石川拓治
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/04/11
- メディア: 文庫
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※私は「三つ星レストランの作り方」を読みましたが、
「天才シェフの絶対温度」はその文庫版だそうです
「切ろう切ろうとしているうちは駄目だったんです。
切ることを忘れて、切るというか。あくまで感覚的な話だけれど、切るんじゃなくて、境目みたいなものがあって、
そこで肉を分けるという感じに近い。自分でもその感覚が掴めたと思った瞬間があって…
「日本の弓術」より

- 作者: オイゲンヘリゲル,Eugen Herrigel,柴田治三郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1982/10/16
- メディア: 文庫
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射手が弓を引く構えをすれば、その時すでに、完全な沈思に成功する程度まで精神が統一されている。
一旦弓を引き絞れば、沈思の状態は決定的となり、引き絞っていればいるほど沈思は深められ、
その後の一切は意識の彼方で行われる。
射手は矢が放たれた瞬間に初めて、ふたたび、しかも漸次にではなく不意に、我に復る。
意図を離れる。行為を起こさせる
普段何かをしようとするとき、
どうしても「こうしよう」、「ああしたい」といった事を考えてしまいます。
そう言う事を忘れて、
何かをしたい/しようと考えることから離れて、
行為を起こさせる
ような境地がありそうですね。
ぜひ体験してみたいです。